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久保田 益充; 天野 恕
Journal of Radioanalytical Chemistry, 40(1-2), p.41 - 49, 1977/02
核分裂生成物の陽イオン交換分離によって得られたMoやTeを製造する方法および高純度のTcやIジェネレータを調製する方法についてアルミナカラムを用いて研究した。HCl-アルミナ系でのZr-Nb,Mo、Ru,Te,Npの吸着および脱着の実験から、陽イオン交換分離したMo,Teフラクションをアルミナカラムに注いだ後、HClで洗浄、その後1M NHOHでMoを、3M NaOHでTeを溶離すれば、放射化学純度99.99%以上のMoおよび99.999%以上のTeの製造が容易であった。アルミナカラムに吸着したMoかTeを効率よく溶離するためには吸着後出来るだけはやく溶離する必要があった。MoやTeをアルミナから溶離することなく直接ジェネレータとして使用しても放射化学的純度99.999%以上のTcやIを得ることができた。0.1M HClでTcを、0.01M NHOHでIをミルキングする時の収率はそれぞれ77%および90%であった。Iの収率は文献にみられる値70%にくらべて極単に大きかった。